美しい海が
現在
ゴミだらけです。

それは海岸沿いだけではなく、
太平洋のど真ん中にも
海の底にも
容赦なくゴミが入っています。


今週打ち上げられたこのマッコウクジラは
大量のゴミが口から入ってしまい
亡くなってしまいました。


srpermguardian.com

インドネシアで発見された
このマッコウクジラの遺体の胃からは、
プラスチック製のカップ115個とポリ袋25袋など、
合計6kgのプラスチックゴミが見つかりました。


このような例は
続々と続いています。






世界で最も深いマリアナ海溝でさえ
汚染されてゴミだらけになってしまいました。


マリアナ海溝の汚染はひどうレベルになっていて、
PCB(ポリ塩化ビフェニル)の濃度は、
多くの河川や沿岸海域で見られるよりも高い数値を示していました。
そして
海溝内に蓄積されたPCBを深海生物が食べているのことも確認されました。



plassciencedirect.com



海洋研究開発機構(JAMSTEC)の
国際海洋環境情報センター(GODAC)は、
潜水調査船によって撮影された海底ゴミの画像データベース
「深海デブリデータベース」
の公開を開始しました。

shingodac.jamstec.go.jp



このデータベースには、
2千数百件ほどの海底ゴミの画像、撮影日時と場所、周辺に生物がいるかどうかといった情報を見ることができます。

これらは、
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が所有の
「しんかい6500」や「ハイパードルフィン」などの
潜水調査船や無人探査機等による潜航調査で撮影された深海ゴミです。

「データ一覧を見る」をクリックすると
詳細なデータが出てきます。

debgodac.jamstec.go.jp


「深海デブリ・映像・画像ギャラリー」をクリックすると
個別の写真集が出てきます。

debb2godac.jamstec.go.jp


さらに詳しい使い方も
図解説明してあります。
ttgodac.jamstec.go.jp



私たちが日常生活で
無意識に使い、無意識に捨てたゴミが
河川に入り、
海に到達し、
いたるところで生態系を蝕んでいくという現実に


私たちは驚くほど無頓着です。


深海デブリデータベースの公開は、
多くの人にむけて、
環境問題に対する意識を高めて、
より良い環境のために役立つことを期待しています。







今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
よろしければクリックお願いします。

人気ブログランキング