牛のマギーと心配性の農家のお兄さんのお話です。
農家のお兄さんは
牛のマギーのことが大好きです。
マギーは、
メスのブラウンスイス牛。
広い牧場でゆったりと過ごしています。
良質の草を食べ
良質のミルクを出します。
マギーは、
牧場の草が大好きですが、
何よりも大好きなのは
お友達のハンクちゃんです。
ハンクちゃんは、スコットランドのハイランド牛の仔牛です。
マギーの子供として一緒に暮らしています。
いつも一緒。
いつもマギーはハンクの身体を舐めてあげています。
ハンクもマギーに寄り添います。
でも、
ハンクとマギーは
引き離されてしまいました。
マギーが妊娠したからです。
妊娠したから
いつも寄り添っているハンクを引き離した・・・・・
飼い主は、
ハンクが生まれてくる子牛に危害を加えてしまうことが
心配になってしまったのです。
ハンクとマギーは引き離されたことで
つらい気持ちになり
ストレスになることは飼い主もわかっていました。
でも
農家のお兄さんは、
万が一ハンクがマギーと赤ちゃんに危害を加える最悪の事態ばかり考えて
心配が絶えなくなったのです。
ハンクの代わりに
彼は、
いつでもマギーの様子を見に行きました。
朝も
昼も
夜中も。
お兄さんは
毎日毎日
一日中一人ぼっちになったマギーの様子を見に行きました。
とにかく心配でした。
何かあったらどうしよう。
出産の時に何かあったらどうしよう。
マギーが苦しんだらどうしよう。
赤ちゃんが死んでいたらどうしよう。
そんな気持ちで
出産を見逃すことなく立ち会うために
頻繁に見回りを続けていました。
でもある日
たまたま
ある夜だけ
用事があり
様子を見に行けない日がありました。
翌朝急いで行ってみると、
農家のお兄さんは
牧場の奥にたたずむマギーを見つけました。
そして、
その横には、
赤ちゃんらしき物体が動いています。
そっと触れてみました。
マギーが、
子牛を舐めると
子牛は目を覚ましました。
とてもいい顔をしています。
彼は、
何も心配することなど
必要なかったのです。
心配は、
なんの恩恵ももたらしませんでした。
彼は、
このマギーとのかかわりの中で、
心配や不安にだけ多くの時間と労力を消費するのは
意味のないことだと
ようやく理解したのです。
心配は、
ほとんどの場合
妄想が作り出す、
漠然として不透明性な最悪の仮想予測です。
ある大学の研究報告では、
過剰に心配する人たちの特徴として
「今」を生きていない
という共通点があることが判明しています。
想像してみてください。
今日が最後と思って
丁寧に生きたなら
心配など入る余地はないはずです。
感謝しか出てこないでしょう。
例えば
飛行機に乗っている間中
「この飛行機が落ちたらどうしよう」
「無事に死なずに脱出できるだろうか」
などと心配し続けていたら
快適な空の旅の時間は消えてしまいます。
同じようなことが
日々起きているのです。
ミシガン州立大学の研究では、
心配症の人と心配しない人では
ストレスがかかったときに
脳の働き方が全く異なって機能する
ことが明らかになっています。
心配性の人は、
心に柔軟性が乏しく、
一度自分の妄想に囚われると、
その考えに固執してしまう傾向があります。
そして
最悪の事態を妄想するだけではなく、
それに対処する自分の能力に対して全く自信がないのです。
心配しない、おおらかな性格の人は、
視野が広い傾向があり、
物事をより柔軟に考えるので、
悪い方向へと進んで行く意識の檻に閉じ込められることがありません。
そして、
万が一の事態があったとしても、
なんとか切り抜けられるという自信もあります。
問題が解決できるのであれば、
何の心配も必要ないし、
問題が解決出来ないのであれば、
心配する意味はありません。
そもそも
心配の99%は起きないのですから。
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牛のマギーのことが大好きです。

マギーは、
メスのブラウンスイス牛。
広い牧場でゆったりと過ごしています。
良質の草を食べ
良質のミルクを出します。

マギーは、
牧場の草が大好きですが、
何よりも大好きなのは
お友達のハンクちゃんです。

ハンクちゃんは、スコットランドのハイランド牛の仔牛です。
マギーの子供として一緒に暮らしています。

いつも一緒。
いつもマギーはハンクの身体を舐めてあげています。
ハンクもマギーに寄り添います。

でも、
ハンクとマギーは
引き離されてしまいました。
マギーが妊娠したからです。

妊娠したから
いつも寄り添っているハンクを引き離した・・・・・
飼い主は、
ハンクが生まれてくる子牛に危害を加えてしまうことが
心配になってしまったのです。
ハンクとマギーは引き離されたことで
つらい気持ちになり
ストレスになることは飼い主もわかっていました。
でも
農家のお兄さんは、
万が一ハンクがマギーと赤ちゃんに危害を加える最悪の事態ばかり考えて
心配が絶えなくなったのです。
ハンクの代わりに
彼は、
いつでもマギーの様子を見に行きました。

朝も

昼も

夜中も。

お兄さんは
毎日毎日
一日中一人ぼっちになったマギーの様子を見に行きました。
とにかく心配でした。
何かあったらどうしよう。
出産の時に何かあったらどうしよう。
マギーが苦しんだらどうしよう。
赤ちゃんが死んでいたらどうしよう。
そんな気持ちで
出産を見逃すことなく立ち会うために
頻繁に見回りを続けていました。
でもある日
たまたま
ある夜だけ
用事があり
様子を見に行けない日がありました。
翌朝急いで行ってみると、
農家のお兄さんは
牧場の奥にたたずむマギーを見つけました。

そして、
その横には、
赤ちゃんらしき物体が動いています。

そっと触れてみました。

マギーが、
子牛を舐めると
子牛は目を覚ましました。

とてもいい顔をしています。

彼は、
何も心配することなど
必要なかったのです。
心配は、
なんの恩恵ももたらしませんでした。
彼は、
このマギーとのかかわりの中で、
心配や不安にだけ多くの時間と労力を消費するのは
意味のないことだと
ようやく理解したのです。
心配は、
ほとんどの場合
妄想が作り出す、
漠然として不透明性な最悪の仮想予測です。
達磨大師の元で、
修行していた頃の慧可大師が
達磨大師に相談しました。
「どんなに修行しても
不安があります。
どうしたらいいのでしょうか?」
そこで
達磨大師は言いました。
「お前の不安をここに持ってきなさい。」
慧可は不安を持ってくることができませんでした。
それを達磨大師に伝えると、
「ほら、もう不安というものが実際には存在しないことがわかったな。」
と笑いました。
ある大学の研究報告では、
過剰に心配する人たちの特徴として
「今」を生きていない
という共通点があることが判明しています。
想像してみてください。
今日が最後と思って
丁寧に生きたなら
心配など入る余地はないはずです。
感謝しか出てこないでしょう。
例えば
飛行機に乗っている間中
「この飛行機が落ちたらどうしよう」
「無事に死なずに脱出できるだろうか」
などと心配し続けていたら
快適な空の旅の時間は消えてしまいます。
同じようなことが
日々起きているのです。
ミシガン州立大学の研究では、
心配症の人と心配しない人では
ストレスがかかったときに
脳の働き方が全く異なって機能する
ことが明らかになっています。
心配性の人は、
心に柔軟性が乏しく、
一度自分の妄想に囚われると、
その考えに固執してしまう傾向があります。
そして
最悪の事態を妄想するだけではなく、
それに対処する自分の能力に対して全く自信がないのです。
心配しない、おおらかな性格の人は、
視野が広い傾向があり、
物事をより柔軟に考えるので、
悪い方向へと進んで行く意識の檻に閉じ込められることがありません。
そして、
万が一の事態があったとしても、
なんとか切り抜けられるという自信もあります。
心配や不安感は、
宇宙の完璧な叡知を信頼しないことから始まります。
心配しないで
信頼しましょう。
宇宙の完璧な叡知を信頼しないことから始まります。
心配しないで
信頼しましょう。
問題が解決できるのであれば、
何の心配も必要ないし、
問題が解決出来ないのであれば、
心配する意味はありません。
そもそも
心配の99%は起きないのですから。
心配は、意味がないことが多いのですが
心配りは、とても有益です。
ネガティブな妄想を元に心配するなら、
そのエネルギーを
ポジティブな心配りに代えてしまいましょう。
ネガティブな妄想を元に心配するなら、
そのエネルギーを
ポジティブな心配りに代えてしまいましょう。



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コメント
コメント一覧
不安や心配を煽る情報に触れないことが1番ですね。
心配の99%は起きないと教えられ、安堵しました。
中今ですね...
今この時、まさに必要な素敵なメッセージですね。
ありがとうございます。
それとその前に、まず自分で自分をほめて、心にたっぷりと栄養を与え、自分自身を信頼することも大切にしたいですね。
自己を信頼できれば、周囲の環境や起きる出来事も、自分と切り離すことなく、全ては自分自身と繋がっていることに気づく・・・
沖縄のことば 「なんくるないさ~」
お天道さまに恥じないような生き方をしていると、そうそう悪いことも起こらず、幸せになるさ~
という感じでしょうか(◍•ᴗ•◍)
もっとよい解釈がありましたらすみません💦
以前はそれにお付き合いし、どうにか退散していただこうとしていました。
今でもそんなときはありますが、最近は心配や不安があってもいいやと思うようになっています。居たければ、好きなだけ寛いでいって下さい。そして、私と友達になってあなたから何かを学ばせて下さいと話しかける感じです。
私の中にある心配や不安というお薬。
そこには私の中で何かを活性化する働きがあり、それを丹念に感じて、活かそうとするのが素敵だと思うから。
先ずは認めること。そして全てに教えをこいます。答えはいつも私の中に在ります。
今日も教えて下さって、ありがとうございます。心配よりも心配りですね。
積極的に不安や心配に飛び込んで行くと、その内すぐに飽きてしまいます。
『よーし!不安になってやるかー』って(笑)
不安って、成りたくても成れないかも。
こころはどんなに配っても無くならないんですよね。
すごいな人間のこころって。
良い言葉をいただいて、今日も元気にGO!です!!
自分が
死ぬタイミングを決めていると
言われます。
コロナで死ぬ人は、たまたま、死ぬタイミングに
コロナに罹っただけです。
死ぬタイミングでなければ、頭をナタで割られても
死にません。
不安になるだけ、時間の無駄です。
べつに、おかねが無くなっても
衣食住に必要なものを、みんなで生産して分け合っていけばいいので
べつに、何にも困らないのにな~~
と思っています。
そうなんです。
私たちは今やるべきことをしっかりとやる
それで充分です。