神の詩第七章5節
精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター第八巻より抜粋です。
「これは私の低次のプラクリティである。勇者アルジュナよ、これとは別に、高次のプラクリティがあることを知れ。低次のプラクリティである物質界を利用している生命体は、この高次のプラクリティに属する。(5)」
精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター第八巻より抜粋です。
「これは私の低次のプラクリティである。勇者アルジュナよ、これとは別に、高次のプラクリティがあることを知れ。低次のプラクリティである物質界を利用している生命体は、この高次のプラクリティに属する。(5)」
ここで、物質原理であるプラクリティには、2つの相があることが明らかにされています。
・低次のプラクリティ(アパラー・プラクリティ)
・高次のプラクリティ(パラー・プラクリティ)
この物質宇宙が存在するための基盤として、
より精妙でより優れたエネルギー世界が存在することを
明確にしています。
より精妙でより優れたエネルギー世界が存在することを
明確にしています。
物質世界は、
水面に映る月に喩えることが出来ます。
水面に映る月は、
実在の月が空にあるから存在出来ます。
実在の月がなければ、
水面に月は映りません。
水面に映る月に喩えることが出来ます。
水面に映る月は、
実在の月が空にあるから存在出来ます。
実在の月がなければ、
水面に月は映りません。
同じように、
実在としての高次のエネルギー世界がなければ、
低次の物質世界が存在することは不可能なのです。
実在としての高次のエネルギー世界がなければ、
低次の物質世界が存在することは不可能なのです。
本章においてこの説明がなされているのは、
第6章で瞑想について語ったからです。
第6章で瞑想について語ったからです。
瞑想は、
肉体の感覚器官を超えるための手段の一つです。
肉体の感覚器官を超えるための手段の一つです。
瞑想中に、
瞑想行為そのものが消えていきます。
瞑想行為そのものが消えていきます。
そしてその瞬間に、
高次のプラクリティを認識する段階に入ります。
高次のプラクリティを認識する段階に入ります。
高次の領域を知るためには、
心を静謐にして、
自己の内面に意識を留めることから始めます。
心を静謐にして、
自己の内面に意識を留めることから始めます。
心が鎮まり、
意識は雑念から完全に離れ、
沈黙の状態を保ちます。
意識は雑念から完全に離れ、
沈黙の状態を保ちます。
その状態の中で、
霊的知覚が
ゆっくりと
発達していきます。
霊的知覚が
ゆっくりと
発達していきます。
それは、
土の中に入った植物の種子のようなもので、
やがて発芽して、
根と茎がゆっくりと伸びていきます。
土の上から見ているとその変化はわかりませんが、
土中では確実に進化していきます。
土の中に入った植物の種子のようなもので、
やがて発芽して、
根と茎がゆっくりと伸びていきます。
土の上から見ているとその変化はわかりませんが、
土中では確実に進化していきます。
この沈黙の行と併行して、
出来るだけ自然の中に身を置くことを推奨します。
続きます。
出来るだけ自然の中に身を置くことを推奨します。
続きます。
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コメント
コメント一覧
調べると宮本武蔵、『五輪書』に由来し、 意味は、 「一つの目標に向かって努力し続けること」とありました。
心新たに、また神の詩を日常とともに過ごすことを誓いつつ、私には「万里一空」は全く違う意味にも聞こえました。単なる道徳的意義のみならず、無我の境地そのものであるかのよう。
最近、祈りや宣言と瞑想を組み合わせて行うようになっていましたが、内と外、どちらに向かうとよいのだろうと思案していましたが、本の冒頭にその答えを見つけ、早速取り入れてみました。
苦難は意識を内に向ける。森井先生のユーチューブ動画の言葉や、エドガーケイシーの神の探求にある祈りの瞑想についての解説など、様々なものがひとつに繋がっていきます。
面白い。なんて面白いんだろう。
今夜は、この出会いに感謝を捧げて眠りにつきます。明日がくるのが楽しみだ。
森井先生、尚ちゃん、ありがとうございます。
もう一度、森井先生の書かれていた瞑想についての部分、動画など見直してみようと思います。
としちゃんさんのコメントを読み、私も嬉しくワクワクした気持ちになりました。
「万里一空」とてもよい言葉ですね。
偶然なのか必然なのか、このような素晴らしい教えに触れることができて、私も「万里一空」の気持ちで生きていきたいと思います。ありがとうございました。
いつもありがとうございます。
今回は珍しく先行販売の約150冊をある同じ言葉で書き、例外的に数冊だけ「万里一空」としました。
いまのとしちゃんに受け取っていただき、嬉しく思います。
そうだったんですね〜
うれしいです。8巻を読み進めながら、
今まで疑問に感じていたことのヒントや
答えをいただいております。
行きつけの?お山にも瞑想したくなる大好きポイントを発見しました。視界には空と海、山、島のすべてがあります。贅沢。
先日も汗かいてびっしょりなシャツをお山で干してたら、それに蝶々がとまってなんか吸ってる〜(笑)お腹こわしませんよーに
毎日、神の詩、思索、瞑想、実践の繰り返し。地味ですが、毎日少しずつ。日常の中で物事を考えるとき、その考え方の形として活用するようになっています。
日常の中に活きてる聖典
暮らしの至る所に、聖典のエッセンスが内包されていることに気付く。私たちは聖典の中に生き、活かされてるんだと思う今日この頃。