「神の国 日本の食と霊性」




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多くの人は、
食事は自分だけのためだと思っています。


でも実際には、
食事という行為には、
多くの命とエネルギーが関わっています。

御食事は、
命、
つまり魂と生命エネルギーを繋いでいきながら、
美しい世界を創出するという、
神の国の創造にたずさわる神聖な行為に昇華できるものです。


御食事は、
喩えるならば、
神と人間が大宇宙に美しい曼荼羅の織物を織り込んでいくような御神事です。

織物を織るには、横の糸と縦の糸が必要です。

横の糸は、
命を別の命に捧げ繋いでこの地上世界に命を広げていく、命のリレーです。


縦の糸は、
地上において植物たちが、大地の無生物素材を体内に取り入れて、植物体内で生きた有機的な素材へと高め、その生きた素材を人が体内に取り入れて、天上の神の領域に到達するための波動へと高めていく、エネルギーを美しく昇華していくリレーです。



人は、
食事に対する思いや食材の扱い方で、
美しい織物(世界)を作っていくことも出来るし、
雑な織物(世界)を作っていくことも出来ます。


それは
一人ひとりの自由意思にかかっているのですが、
雑な織物を作り続けていれば、
何度も何度も生まれ変わって、
織り直さなければなりません。


食を調えることは、
心を調えることに繋がります。


そして、
心を調えることは、
あらゆるものを調えていく所作に繋がっていくのです。

それは
個人を超えて、
すべてに繋がっていきます。


現在この地球で起きている様々な問題、人と人との諍いから戦争、自然破壊、異常気象、自然災害、貧困、倫理の退廃、道徳の欠如など、
あらゆる問題の根底には
「食」が関わっていると言っても過言ではありません。

この世界を美しいものに出来るかどうかは、
一人ひとりの食に大きく左右されます。


正しい食生活を送ることで、
一日一膳が一日一善となり、
一日二膳は一日二善となるのです。









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