ブディ。まずは是非、この短い動画を見てください。 ブディは、インドネシアでペットとして劣悪な環境で飼育されていました。生まれてからずっと狭いケージに閉じ込められ、満足な食事もケアもなく、栄養失調の状態で動物保護団体 International Animal Rescue (IAR)によっ
保護
「心の支え」鬱になったウォンバット
ウォンバットのトンカちゃん。7歳。オス。ウォンバットは、オーストラリアのカンガルー目ウォンバット科の有袋類。先住民族の言葉で、「ぺちゃんこな鼻」という意味の言葉に由来します。トンカは、母も交通事故で失い、生きる気力を失っていたところを保護され、ビラボン自然
犬の楽園をつくったカップル スリランカ編2
現在スリランカには、犬のサンクチュアリがあります。英国で働いていたキム・クーリングさんと夫のガレスさんが、犬の楽園を作りました。AnimalSOS SriLanka前回のブログでスリランカの犬事情をご紹介したように、犬にとっては過酷な環境の国でした。キムの犬との出会いは、
5000頭もの犬たちを救ったカップル スリランカ編1
今から約10年前に英国から、サマンサ・グリーンさんがスリランカへ旅行にやってきました。ある寺院の敷地内で、サマンサは疥癬でボロボロになり死に瀕した仔犬を見ました。彼女は、その仔犬を見捨てることが出来ずに、地元の動物病院へ連れていき、費用をすべて負担して出来
Googleストリートビューに助けられた犬
パトリック・ペッティンジャーさんは、ガールフレンドのジェニファー・ベラスケスさんに彼の職場をグーグルストリートビューで見せました。すると、そこには見覚えのある犬が写っていました。Youtubeパトリックさんが時折、水や食事をあげていた野良犬だったのです。彼は、こ
ゾウと友達になった犬たち
アメリカ・サウスカロライナ州マートルビーチサファリ動物保護施設。ここにバブルスくんという一頭のゾウがいます。バブルスくんは、1981年に親を含む群れが殺されてしまい、孤児になりました。この当時、象牙のための密猟でゾウの孤児は多く、保護施設もほとんどないことか
セシル続報:これ以上ライオンを殺さないために。
ジンバブエで最も有名なライオン、最も人々に愛されていたセシル。前回のブログでいち早く速報でお伝えしました。「お金と命:ジンバブエのスター・セシルの死」現在毎年600頭ほどのライオンが、人の娯楽のために殺されています。そのうちの60%以上は米国人です。ただ遊びで貴
ロメラとセイヨウオキナグサ
昨日はボノボの「ロメラ」のお話でした。 Venessa Woods /TheDoDo 詳しくは前回のブログを参照してください。 ロメラは、母親を殺され、重度の栄養失調の状態で保護されました。心に大きな傷を抱え、保護施設に来たロメラは、他の仲間たちの愛情でゆっくりと立ち直
虚弱な身体と強い心:「ロメラ」の物語
ボノボという動物をご存知でしょうか? 霊長目ヒト科チンパンジー属のお猿さんです。チンパンジーよりも小さいために、昔はピグミーチンパンジーと呼ばれていました。チンパンジーよりも直立二足歩行します。コンゴ共和国にしかいない霊長類です。とても高い知能を持ち、チ
絶滅寸前から復活したハクトウワシとあっという間に絶滅したリョコウバト
今日は絶滅寸前から、保護により復活した「聖なる鳥」ハクトウワシの話です。 Softeis -Wikimedia Commons なんという素晴らしい鳥でしょう。ハクトウワシは北米を代表する大型のワシで、翼を広げると全長2mを超えます。 Flickr/LenDap この鳥は図柄として、よくニ